ぼっちだけど人付き合いは怖くない そんなあなたはスキゾイドかも?

人間関係が嫌い、友達は少ない、彼女彼氏はもちろんいない、休日に友達と遊びに行くなんてもっての外、自他ともに認めるぼっち。

でも、世間一般で言うぼっちは「本当は人と仲良くなりたいけど人間関係が怖くて仲良くなれない」イメージ。ぼっちで調べて出てくるもの「回避性人格障害」や「対人恐怖症」ばかりで何か違う。

「人間関係は怖くない、頑張れば愛想よく仲良くなれる。けどめちゃくちゃ疲れるし辛くて死にたい・・・心の底から人と関わりたくない」

そんなあなたはスキゾイドパーソナリティかもしれません。

スキゾイドは根っからの孤独好きで、人への接触が少ない反面、内面はとても豊かです。

一人きりになれる環境があれば幸せに暮らせるのですが、現代ではなかなか難しく、精神病になることもあります。

スキゾイドとは

スキゾイドパーソナリティ障害、シゾイドと言うこともあります。一昔前は統合失調”質”人格障害なんて呼ばれてました。(統合失調症とは別ですよ!)

そんなスキゾイドの特徴は人と関わりたくない点です。「人と関わるのは怖い、でもホントは友達が欲しい!」なんてマンガやドラマでいるぼっちタイプではなく、根源的に孤独が好きなんです。

DSM-Ⅳ-TRという精神疾患の分析では、以下の7項目のうち、4つ以上当てはまればあなたはスキゾイドです。

  • 家族を含めて、親密な関係をもちたいとは思わない。あるいはそれを楽しく感じない
  • 一貫して孤立した行動を好む
  • 他人と性体験をもつことに対する興味が、もしあったとしても少ししかない
  • 喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても、少ししかない
  • 第一度親族以外には、親しい友人、信頼できる友人がいない
  • 賞賛にも批判に対しても無関心にみえる
  • 情緒的な冷たさ、超然とした態度あるいは平板な感情

どうでしょう? ちなみに僕は5つ当てはまりました。あくまで自己判断なので、客観的に見たらもっと当てはまるかもしれないし、当てはまらないかもしれません。

平坦な感情

スキゾイドの人は基本的に質素な生活を好み、性格は穏やかで無感情に見え、何を考えてるのか分からないなんて評価を受けます。

実際、僕も怒りや悲しみがブワッと溢れるなんてことはなく、ムッとすることがあっても3秒くらいで平坦化します。

でも、無感情に見えるのは、決して感情に鈍感だからではありません。

むしろ、敏感すぎるために起きるのです。

自分の本当の心を奥底に閉ざして、外部の強い感情から守っています。

こうした心の閉鎖は「自閉」と呼ばれ、生来の性格に加え、親の虐待・育児放棄・過干渉、学校でのいじめ、会社のパワハラなど、過度な人間関係の負荷で発生します。

今後このような感情の侵略に遭わないよう、人格の中核を固く閉ざして、表面的な関係で対応しようとします。

社交的な振る舞いもできますが、それは仮面として形成した性格であって、本当の心の交流にはなっていません。

そして偽りの性格で対応してるため、めちゃくちゃ疲れるし楽しめないのです。

友達や先輩、上司とむりやり笑顔で話したあとの疲労感と感情が死んだような感覚、経験ありませんか?

当然心を許せる親友もできないし、両親とも本音で話せないなんてこともあります。当然彼氏彼女なんていません! 結婚なんてファンタジーの世界です!

・・・ちょっと大げさでしたが、いるとしても、割合は一般人よりかなり低いでしょう。

内的世界は充実している

そんな外の世界から引きこもったスキゾイドですが、内面をとても発達させます。

つまり自分の空想の世界、論理体系を作るのが得意です。もちろん妄想と現実の区別はちゃんと付いています。

自分の世界に閉じこもっているので謎の万能感があり、ぼっちの癖に謎の自信に満ちあふれています。外には出さないものの、内面はある意味究極のナルシストです。

加えて勉強熱心な傾向にあり、特定の分野(文学・美術・哲学・科学など)で独特の世界観を構築し、名を残した人は多くいます。あの万有引力のアイザック・ニュートンもスキゾイド気質です。

スキゾイドは日常がストレス

スキゾイドは、一人で生きていければなんの心配もありませんが、現代社会ではそうもいきません。必然的に人間社会と関わるため、普通の人よりも過剰にストレスが溜まります。

ひどい場合は「障害」となってうつ病、引きこもりなどを引き起こします。

病気に軽度重度があるように、スキゾイドにも度合いがあります。

「スキゾイドパーソナリティ」というのはスキゾイド的な気質を持った人のこと。これは病気というより性格に近いです。僕の場合もスキゾイド的な性格と言えます。

スキゾイドの気質のせいで日常生活が困難になり、うつ病や引きこもりになってしまうと「スキゾイドパーソナリティ障害」となります。

障害とまでなってしまうのは、逃げられない状況で強い外部からの感情刺激があることや、融通が効かず辛い環境に留まり続けてしまうことが原因です。

障害とまでいかなくても日々のストレスは相当です。

厄介なのは、未だに友達を作るのがいいことだ、外交的なのが偉いという信仰がまかり通っていることです。

さらに面倒なのは、「ぼっちは本当は仲良くなりたい」というアニメやドラマのぼっちのイメージが強いこと。

自称面倒見の良いリア充たちが、わざわざ「本当は仲良くなりたい」スキゾイドを仲間に入れようとしてくる。悪気がないだけに無下にもできないし、断ると空気が悪くなるし、本当に勘弁して欲しいです。

じゃあどうすればいいの?

スキゾイドの対策は、基本的には自分を変えようとせず、適応できない場合は環境を変えることです。できるだけ人間関係の少ない仕事をすることで、幸せで創造的な生活が送れます。

そうは言っても、今どき人間関係の少ない仕事なんてほとんどありませんし、あるとしてもバイトや派遣が大半、正社員なら皆無に近いでしょう。

プログラマーなどのIT系は内向的な人が多くてマシかもしれませんが、それでも辛いものは辛いです。

株やFXで食っていければそれが理想ですが、それもなかなか難しい・・・

現時点でどうしようもない、が回答かもしれません。

どうしようもないから諦めましょう、とはいかないので、僕は日々、社会での生存術を模索しています。

まとめ

スキゾイドとは、人間関係を心の底から面倒だと思っている性質も持ち主です。無感情に見えますが内面は豊かで、自分だけの世界を構築しています。

人間社会となるべく関わらないことが最大の幸福です。しかし現実的には非常に難しいですね。

あなたがこの記事を読んで、「ずっと分からなくて悩んでたけど、この性格にぴったりだ!」と思ってくれれば嬉しいです。

性格が分かるだけでも、幸せな生き方を探る手がかりとなります。

僕もずっと人と関わることが苦手で悩んでいましたが、スキゾイドという言葉を知って、「スキゾイドだし、無理に人と関わんなくていいや!」と割り切って精神的に楽になりました。

そしてスキゾイド流の生き方を模索するようになりました。

このブログでは、そんなスキゾイド気質な僕が、スキゾイドの分析、便利だと思ったノウハウ、単に興味のあった知識なんかを共有していこうと思います。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

コメント

  1. 雨たん より:

    自分の性格がわかってすっきりしました。

    ありがとうございます。

  2. より:

    一人で家で物を作って、ネットで売って生計を立てていて、普段誰とも会わない生活を送っています。
    会社員だった頃や、学生だった頃に比べて、今はストレスがほとんどありません。
    一人なのにそれなりに楽しいことが逆に変なのかなと思って、人と接する機会を作った方がいいのかと考えてましたが、このブログを見てたら別に今のままでいいやって思えました。 
    ありがとうございます。

  3. てん より:

    無理やり取ってつけたような答えを出そうとせず「どうしようもない」という現実的な答えで好感が持てました。
    読みやすい記事でありがたいです。