質問自分がスキゾイドなのか回避性パーソナリティなのかいまいち判断することが出来ていません。
なにか決定的な違いのようなものはありますか?
なにか決定的な違いのようなものはありますか?
人付き合いを避けるという点は共通していますが動機が違います。人付き合いをしたいのに恥ずかしかったり、失敗するのが怖くて避けてしまうのが回避性、そもそも人付き合いをしたくない(自分のプライベートを知られたくない、人間関係を楽しいと思えない、面倒くさい)のがスキゾイドという認識です。
回避性は気が合う人となら親密な人間関係を築けますが、スキゾイドは気の合う人であっても深い関係を築くのが苦手です。仲良くなればなるほど冷めているように見えたり、だんだんと距離を置いてフェードアウトしてしまうことがあります。
また、スキゾイドは自分のプライベートなことを開示するのが苦手です。できるだけ自分のことを話さないか、表面上の無難な会話だけすることが多いです。
回避性の人は分かりませんが、ある程度仲良くなればプライベートな話をすることに抵抗はなさそうなイメージです。
パーソナリティは程度の問題で、完全なスキゾイド、回避性という人はいないので、どちらの気質も持っていることもあると思います。
もともと回避性の傾向が強かった人が、恥ずかしさや恐怖心を抑え込んで堂々と振る舞っていたらスキゾイドになっていた、というパターンもありそうです。
質問
何日くらい人と話さずにいても平気ですか?
僕は2週間程度は余裕でした。家族や仕事上の会話があるので誰とも話さない状態が作れないだけで、やろうと思えばまだまだ平気だと思います。
交流会では半年引きこもっても余裕という人もいました。世の中には十数年引きこもりの人もいるので、スキゾイドなら数年くらいはできそうです。
ただ、寂しくて誰かと話したくなるということはないにしても、このまま話さないと脳が衰えて社会生活に支障がでるんじゃないかという不安から人と関わる気がします。そうした不安も考慮すると平気なのは半年くらいだと思います。
質問
私は明らかにスキゾイド傾向があり、職場の人に雑談を話しかけるのにもエネルギーを消費してしまってかなり苦手です。
ですが、仕事でかなり忙しかった一日を複数人で乗り越えたときに「今日は忙しかったね」など何も言われずにサラッと帰るとなると、それはそれで寂しいなと感じてしまいます。
私はスキゾイド傾向がある人間なのですが、たまにこういうジレンマのようなものがあり割り切れず生きづらいです。
みなさんこういうことはありますか?
普段は雑談しない人と認識されていて生活しやすいものの、たまに忙しかった時くらいは大変さを共感したいという感覚でしょうか?
分かるという人もいれば、あまり気にならないという人もいました。
僕もあまり気にしない方です。そういうキャラでやっている以上話しかけられないのは仕方ないと割り切ってますし、もし話したいときは自分から声をかけます(大抵面倒くさいので実行しませんが)。
他の人が声をかけてくれないというのも日頃の自分の行いの結果なので、たまに雑談に付き合ったり無理のない範囲でコミュニケーションを取って、声をかけてもらえるキャラになるのもよいと思います。
自分の中で折り合いが付く程度に「普段は雑談しないけど「ありがとう」「お疲れ様」くらいであれば会話する人」と認識してもらいましょう。
挨拶はしても雑談に巻き込まれず帰りたい場合は、「宅配があるので」「ちょっと用事が」など誤魔化してみてください。
質問
私も軽度のスキゾイドパーソナリティ障害のような気がします(もしくは別のパーソナリティ障害)。
そういった分析とかってどこでやってもらえるのでしょうか?精神科のプロに決めてもらいたいです。
純粋にパーソナリティ障害と診断してもらうのは難しいので推奨しません。パーソナリティ障害は判断が曖昧で、特にスキゾイドはマイナーで回避性やASDなどと区別が難しかったりするためあまり確定したがらないようです。
もし不安で眠れない、気分が沈んでいる、人間関係を上手く築けないなど具体的に悩んでいることがあれば、その症状について精神科やカウンセリングを受けてみてください。パーソナリティ障害と診断してもらう前に、具体的な症状に対処したほうがよいでしょう。
医者のお墨付きをもらうことで納得して安心したいという気持ちも分かりますが、パーソナリティ障害は人ごとに判断が違ったり、診断自体で生きやすくなったりはしないので、スキゾイドはそれ自体を治療するものというより、自分はスキゾイド気質だなど自覚したら、自分の特性を知って、日常生活で上手く対処していく姿勢が大事だと思います。
質問スキゾイドはみんな曖昧なことを嫌いますか?わたしは白黒思考のようで、グレーは許せないのですが、自分の意見を否定されたり諌められたりするとすぐに面倒くさくなってしまいます、、、ふーとさんはいかがですか?
質問者さんの言う「白黒思考」と一般的に使われる意味に齟齬がありそうです。
白黒思考について調べると、結論を極端に決めたがる二元論的なもののようです。AさんBさんが喧嘩したらAが100%悪い or Bが100%悪い。赤信号はどんなときも絶対に渡ってはいけない。〇〇はよい or 〇〇は悪いしかない、など。
こういう意味であればむしろ逆です。ものごとの良し悪しは多様な側面から評価できる曖昧なものだと思っていますし、答えのない哲学的な話をするのは好きです。むしろスキゾイドの人は普通の人よりはっきり決めつけようとせず曖昧なままキープできる人が多い気がします。曖昧な状態のまま解像度を上げていくような考え方は好きです。
質問者さんのいう白黒思考が「”状況による”という結論を含めてはっきりさせたい」という意味であれば分かります。
細かいところを詰めようとして面倒くさがられたり、AかBが決めるだけの状態でだらだら会議が続いたりしたら「早く決めてくれ」と思います。明らかに間違ってるのに理解してもらえない、上司の面目を立ててなあなあにするなどは面倒くさいなと思います。
とはいえ、僕はそういう状況も含めて社会はそういうものだと思っているので、決まらなくても別にいいかなと思ってしまいます。
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