「すべてがFになる」の森博嗣から学ぶ 3つのスキゾイド流生存術

前回の続きです。まだ読んでいない方はこちらからどうぞ↓

森博嗣さんをご存知ですか? 『すべてがFになる』や『スカイ・クロラ』シリーズを書いている人気作家です。 僕も中学の頃からファン...

前回、森博嗣さんはスキゾイドだという話をしました。

根拠として、淡泊な感情、山奥での隠居生活などを挙げています。

森さんは現在自分の好きなことができ、悠々自適な生活をしています。僕も彼のような生活を送るのが目標だったりします。

そんな彼の生活から、スキゾイドとして参考にできる3つのポイントを考えました。

・自分の性格を発信する

・世界観を売る

・結婚してみる

順に説明していきます。

1,自分の性格を発信する

スキゾイドの人はなまじっか仮面を作れるので、どうしても愛想よく対応しがちです。でも、段々笑顔での対応が面倒くさくなって縁を切ってしまう。

そんなことありませんでしたか?僕はめっちゃ心当たりあります。

森さんは、自分がどういう人間かをはっきり発信しています。

「人嫌いだけど表面上社交的に対応しているんだよ」という内面も、ちょっとエッセイを読むだけで分かります。

それによって離れる人もいますが、逆に興味を持ってついてくる人もいます。(僕なんて正に後者ですね)

自分のキャラを明確にしていれば、ひとりぼっちで居ようがそういうキャラとして認められます。

僕らもそんな風に、下手に取り繕わずに「人と付き合うのは苦手」、「休日は引きこもってたい」なんてはっきり宣言してみるのもありです。

大事なのは理由をしっかり言っておくことです。

理由を知ると安心する

「人付き合いが苦手」なんて言うと会社で干されそう、イジられてますます面倒くさくなりそう、という心配はあります。

でも、ちょっと考えてみてください。

最初は気さくに話せていたのに、会うたびに無表情で無口になっていく、ボーっと考え事をしている。ぶっちゃけ不気味です。怖いです。(僕も人のこと言えませんが・・・)

何も言わずに人と関わらないよりは、「僕は人付き合いが苦手です」と言って人と関わらない方が、周りの人は安心します。

理由があると同じ行動でも人は安心します。逆に理由が分からないと不気味で近寄りがたい存在になります。

電車内で、誰もいない壁側に笑いながら話しかけているおじさんがいるとします。想像してみてください。不気味ですよね。

でもよく見ると耳にイヤホンのようなものが付いています。ハンドフリー電話をしているようです。

「壁に向かって話している」という状況は変わらないのに、理由を知ると安心しませんか?

カチッサー効果というものがあります。

コピーの順番を譲ってもらいたい場合、

「すみません、5枚なのですが、急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか?」

「すみません、5枚なのですが、コピーをとらなければいけないので先にコピーをとらせてもらえませんか?」

どっちの声の掛け方が替わってもらいやすかったでしょうか?

2つ目なんて全く理由になってませんよね。でも実は、どちらも承諾率はほとんど変わらないのです。

人間はどんな適当な理由でも、理由があれば納得します。

なので「ただ黙っている」のと、「人と話すのは疲れるから黙っている」のでは後者の方が納得され、受け入れられやすいのです。

別に人に受け入れられたくないし・・・と思っているあなた、僕も人との交流とか友情とかどうでもいいです。

ただ、「自分は不気味な存在ではないですよ」とアピールして、大学やバイト先、会社という逃れられないコミュニティで「安全な存在」であることを認識してもらいます。

「安心できる孤独キャラ」を確立すれば、今まで以上に平穏なぼっちライフを送れるかもしれません。

2,世界観を売る

要は森博嗣さんのように、スキゾイドにしか作れない世界を創造しませんか?ということです。

スキゾイドは独特な世界を内面に形成しているため、その世界観を発信することで有名になる人は多いです。

アイザック・ニュートン、ヴィトゲンシュタイン、セーレン・キルケゴール、ジェーン・グルードなどが挙げれられます。

スキゾイドの思考は変わっているため、普通に考えたことを発信するだけでウケやすいのです。これは商売チャンスです。

現在はネットがあるので、小説、絵、エッセイなども自由に載せることができます。

スキゾイドは凝った趣味を持つ人が多いので、それをまとめたブログなどを作ると収益になるかもしれません。

もちろん森さんのように小説で稼ぐのも良いですね。

もし作品がウケれば、サラリーマンという過酷な環境ではなく、創作という孤独な世界で生きることも夢ではありません。

スキゾイドの創作にはメリットがあと2つあります。

ライバルが少ない

スキゾイドは目立つことが嫌いなので基本的に作品を作っても発表しません。気まぐれで何か発表しても、なんか違うなーと思うと、放置したり、消してしまいます。

スキゾイド的な世界観を構築するライバルはかなり少ないのです。

その分自分がやめずに頑張れば、貴重な存在として注目されるでしょう。

孤独への熱意が強い

スキゾイドは普通のサラリーマンとして生きるのは相当苦痛です。大小あれど、みんな人間と関わらない生活を夢みているはずです。

普通の人は、サラリーマンなんて嫌だなーと思いつつも、そこまで辛くないのでダラダラと定年まで働き続けられます。

スキゾイドはマジで死ぬほど嫌なので、サラリーマンから脱出する欲求は半端じゃありません。

「この作品を当てて絶対孤独な人生を送ってやる!」という強い意志は、制作を続ける動機になります。

3,結婚してみる

森さんには奥さんと成人した子供がいます。

奥さんもスキゾイド気質で、ほとんど会話をしないというのは前回述べました。

基本的にスキゾイドの結婚は、ずっと人と一緒に生活することに我慢できなくなるか、相手が感情の少なさに我慢できなくなるかで破綻します。

でもお互いにスキゾイドならどうでしょう?

森さんと奥さんのようにお互いが薄い関係で満足しているなら、ストレスが溜まらず平穏な結婚生活が可能かもしれません。

一人も良いのですが、どうしても情報や思考が凝り固まってしまいます。

スキゾイド同士の疲れない関係が形成できれば、面白い相互作用があるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

今回は森博嗣さんから着想を得て、3つほどスキゾイド流の生き方を考えてみました。

「自分は人と話すと疲れる」と発信していれば、そういうキャラとして受け入れられます。

スキゾイドの独特な世界観を形にすれば、一攫千金のチャンスがあるかもしれません。

人付き合いが苦手でも、スキゾイドの人と絶妙な距離を保てれば見えてくるものがあるでしょう。思い切って結婚するのも面白そうです。

もちろんすぐに実行できるものではありません。ですが、この記事であなたに一つでも新しい視点を供給できていたら嬉しいです。

ここまでお読みくださりありがとうございました。